二重更新が大変なので知恵袋の更新を停止します。 2015年8月13日より最新情報は次のサイトでご確認ください。

  • http://puntoita.webcrow.jp/sim.html
  • http://puntoita.webcrow.jp/sim-quick.html ←簡易版はこちら。

以下、2013年12月にWi-FiルーターHuawei E585、スマホSONY Xperia C1605にTIM(ティム)社、および、Wind社のプリペイドSIMを実装した経験に基づいて書いたが、更新情報も適用している。

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訂正の履歴:

2015年8月13日WindのItaly Tourist Passを追記した。

2015年7月1日Windの最新プランについて追記した。

2015年6月13日Vodafoneについて追記した。

2014年11月27日TIM Welcomeはオプションであり基本プランのSIM(€10)が必要なこと等を追記

2014年11月3日1年用のLargeがなくなり4Gに変わったのを適用

2014年10月29日TIM新商品追加、2014年9月6日のTIMの最新料金表を削除 また、1項をZERO SCATTI等の商品説明からTIMのSIMの設定に変更

2014年9月6日TIMの最新料金表追加

2014年8月30日TIM、3ITのショップ検索方法追加、テルミニの店舗位置情報更新

2014年6月6日ベンチマーク追加

2014年6月4日Internet LargeのAPNをwapからiboxに変更

2014年6月2日TIM Internet Large 42.4を追加


TIMが旅行者向けの新商品「TIM Welcome」を出している。 2014年10月29日現在

  • 使用期間30日間、ネット2GB 4G(これを超えると32Kbps)、イタリア国内と海外通話(日本を含む)200分可能で€20(別途SIM代として€10)。 
  • APNはibox.tim.it(ブラック・ベリーはblackberry.net)。 pdfパンフレットには、SIMの有効化(SIMが使えるようになること)はショップですることも可能と書かれているが、すぐ使えるようになる店舗(Roma Terumini、Milano Centraleなど)もあれば最大48時間待たされる場合もある。
    http://www.tim.it/estero/dall-italia/tim-welcome
    http://www.tim.it/showfile/TIM_Welcome_ENG.pdf

  • 通話はできないが、5GB42.4Mbps30日間€20の「TIM Welcome Internet」もある。
    http://www.tim.it/estero/dall-italia/tim-welcome-internet

    ※€10のSIMには€5の前払い通話料、つまりプリペイド額がクレジットされているが、WelcomeもしくはWelcome Internetの使用制限量を超えない限り減額されることはない。 一方、Roma、Milano、Firenzeなどで提供されている公共交通機関のSNS乗車券サービスを使った場合はクレジット残額から引き落とされ、クレジット残額が€1未満になるとWelcomeもWelcome Internetも使えなくなる。 この場合、バールなどでリチャージすればよい。 リチャージ詳細は後述。

    詳細→http://puntoita.webcrow.jp/sim.html#plan-tim


Windが安価なネットプラン「Wind Pack]を出している。 2015年7月1日現在
さらに安価な「Italy Tourist Pass」を出したが期間限定。 2015年8月13日現在

  • 使用期間4週間、ネット2GB 4G、イタリア国内のみの通話400分、€12プラスSIM代€10プラス手数料€1の総額€23。 Italy Tourist Passは総額€20。
    詳細→http://puntoita.webcrow.jp/sim.html#plan-wind


SIMの購入にはパスポートの提示を求めらる。 イタリアでの住所を聞かれるので宿泊するホテルの住所と電話番号を見せる。

データ容量を見積もる場合、Huaweiの取説によると10時間の接続で1GBとなっている。 実際、1週間程度の滞在でメールチェックやGoogleMapを見る程度なら1GBあれば十分。 メガ・オーダー・ファイルのDLを頻繁にしたり動画も見るヘビー・ユーザーは最低2GB必要。 

APNは変わることがあるので、この情報を鵜呑みにせず、購入時にAPN、User Name、Passwordとの3点セットで確認すること。

1.TIMのSIMの設定


通話設定:

パッケージのインストラクションには、携帯にSIMを実装してPINを入力(ダイヤル)しろ、と書かれている。 また、その下の注意事項に、PINを3回間違えるとSIMが使えなくなるのでその時はPUKを入力しろ、PUKを10回間違えるとそのSIMは未来永劫使えなくなる、と書かれている。 PIN(数字4桁)とPUK(数字8桁)はパッケージ内のスクラッチ・カードに表示されている。 実際にはPINの入力なしに通話ができるようになったと記憶している。 単に忘れているだけなのか機種によりけりなのかは不明。 いずれにせよ、通話開始に関する操作でありネット接続とは別の話。


SIMの表面に128KBと書かれていることがあるが、SMSやアドレス帳などユーザー用のメモリー容量のこと。 多くの端末でSMSはSIM内に保存され、容量を超えると古いものから上書き消去されていくという情報があるが未確認。


ネット設定:

APNは、ibox.tim.it かwap.tim.it(購入時に要確認)。 UsernameとPassword(Padとも表記されることもある)は、機器にSIMを実装した直後に送られてくるSMSで通知される。 Usernameはパッケージ裏のバーコードに表示されている3で始まる10桁の数字と同じで、SIMに割り当てられた電話番号でもある。 Passwordは前述のPINでも接続可能との情報もあるが未確認。 SMSを受信できなかったり、SMSで送られてきたPasswordで接続できない場合はPINをPasswordとして試す手も。 ちなみに、Wind社のPasswordはPINが使われている。 


次はSMSの例。

Nell’Area Clienti del sito 119.it trovi tutte le info relative al tuo nuovo numero TIM. Per accedere usa Username 33139723** e Pad 145737**. Ti aspettiamo!


参考訳: お客様の新しいTIMの電話番号関連情報は、サイト119.itのArea Clientiにございます。 アクセスするためには、ユーザーネームxxxxxxxxxxとパスワードxxxxxxxxをお使いください。 (サイトへの訪問を)お待ちしております。


※SMSで送られてきたUser nameとPasswordで接続できたという事実がある一方、SMSの内容はTIMのサイトで個人情報を見るためのものであるように読める。 PINで接続できたり、iPhoneではSIM実装後に何の設定もしないでネット接続できたという情報もある。 


下は、スクラッチ後のPIN、PUKが見える現物のカード。 その右に表示されているN. TEL(電話番号)下に表示されている3で始まる10桁がUser Nameになる。 

CIMG8122.JPG



2.TIM INTERNET PER 1 ANNO START (商品名)


1年までの長期滞在者向けデータ用のプリペイドSIM。購入価格は€99。 
http://www.tim.it/prodotti/internet-per-1-anno-start

STARTは毎月(購入日から起算。 正確には30日ごと。)2GBを最高通信速度3G(21.1Mbps)で1年間使える。 PER 1 ANNOは1年間の意味。 この容量を超えた場合いきなりデータ通信ができなくなる点が不便だが、翌月からまた2GB使えるようになる。 


ヘビー・ユーザー向けに、毎月10GBのINTERNET PER 1 ANNO 4Gもある。 こちらの最高通信速度は70Mbps。 

http://www.tim.it/prodotti/internet-4g-per-1-anno


APNは、ibox.tim.it 。 Username、PasswordがSMSで通知されることなどは他の商品と同じ。


購入時点で€10クレジットされていたが、データ通信用として使っている限りクレジットが減ることはなかった。 通話もできるが、通話料の他に1日€4引き落とされる。 また、このSIMを実装したままの機器を日本で電源オンすると海外ローミング・チャージ1日当たり€10が引き落とさる。 通話使用などでクレジット残額が€1未満になるとネット接続ができなくなるので、適宜TIMショップやバールなどでリチャージする。 リチャージの際、電話会社名と電話番号を書いたメモを渡すのも一案。 最低リチャージ金額は€20。 日本発行のクレジットカードではネット・リチャージできない。


必要データ容量を見積もる場合、ネット接続10時間当たり1GBがおおよその目安とされている。




3.Wind (料金プラン選択制)


プリペイドSIMを買って希望の料金プランに合わせて、通話用、データ用、あるいは兼用のSIMに設定してもらうシステム。 よって、SIM代プラス選択した通話・通信プランが支払金額となる。 ディスカウントもある。


旅行者向けプランに次のようなものがある。(2015年7月1日現在)

  • All Inclusive 1GB 4G、通話500分、SMS500件、有効期間4週間で€12プラスSIM代€10プラス手数料€1。
  • Wind Pack 2GB 4G、通話400分、有効期間4週間、€12プラスSIM代€10プラス手数料€1。 PCかスマホから+200 SMSというオプションを追加するとSMS200件有効期間4週間で€1が追加される。  購入時に店舗で追加することもできる。

  • 設定に必要なUser Nameはパッケージ裏のバーコードにTELと書かれている3で始まる10桁の数字で、これがSIMの電話番号でもある。 PasswordはSIMのベース・カードをスクラッチすると出てくるPINを使用、APNは internet.wind。 SMS受信の必要がないだけTIMよりも設定は楽。 接続率は概ねTIMが継ながるところではWindも継がるし、逆もまたしかり。


    日本発行のクレジットカードではネット・リチャージできないのはTIMと同じ。



    4.3IT

    http://www.tre.it/


    5.Vodafone

    http://puntoita.webcrow.jp/sim.html#vodafone



    97.どこでSIMを買うか

    TIM:

    Roma Terminiでは日本でいう2階に、Milano Centraleではホームに面したところにTIMショップがある。 それ以外にもTIMショップは沢山あるが、以下のように検索。


    ①次を開く。

    http://www.tim.it/trova-negozio?nt=on&nat=on


    ②画面左のProvincia(県)とComune(市)に記入してCERCA(検索)。 ちなみに、Milano、Roma、Firenze、Napoli、Veneziaは県名と市名が同じ。


    3IT(トレ・イタァ):

    ①次を開く。

    http://www.tre.it/assistenza/negozi-3/negozi-e-centri-assistenza


    ②Cerca un 3Store o un Centro Assistenzaの欄のプルダウン・メニューから例えば、Milano(MI)、Roma (RM)、Firenze (FI)、Napoli (NA)を選択してcerca(検索)。 ちなみに、かっこ内は県名の略称。


    ローマ・テルミニ:

    ①次を開く。

    http://www.romatermini.com/it/offertacommerciale/index/hitech


    ②希望のブランド→Mappa(地図)右下の「」で地図を拡大。 PIANO -1、0、1は日本の地下、1階、2階を意味する。



    98.参考情報①

    第三者よるベンチマークの結果。 3ITがなかなかの成績。 3ITは、UKの3(Three)がイタリアでで事業展開しているようで、イタリアでは3ITをトレ・イタァと読む。 イタァはイタリアのこと。 単にトレと言われることもある。


    ・イタリアに持ち込んだ端末とSIMの組み合わせは以下のとおり(下り/上り)。 LTE対応端末も含まれるが、どれも3Gでの接続。その割には、どの試験でもPingのRTTは100ms未満で非常に良好。 試験はすべてテルミニ駅2km範囲内のホテル自室にて。 AndroidアプリSpeedtest.net使用。

    docomo GalaxyS3 SC-06D (公式Unlcked): 
     3IT(良好:10.2/2.6Mbps)、TIM(データ通信がEDGEでしか利用できず:測定不能)、Vodafone(良好:5.1/2.3Mbps)、Lycamobile(音声通話のみ利用可能) (Vodafoneの上りが遅い問題は、再発せず)


    ASUS/Google Nexus7 2012 32GB/3G: (APN自動設定機能あり)
     3IT(良好:8.1/3.1Mbps)、TIM(良好:5.4/1.3Mbps)、Vodafone(良好:1.4/1.7Mbps)


    NTT西 光ポータブルLTE PWR-N1000:
     3IT(良好:15.5/3.2Mbps), TIM(ダメ、圏外表示)、Vodafone(挙動不審・時々圏外表示、8.0/1.0Mbps)


    ・SIMの調達コスト (2014年6月の時点)
    3IT: €25, 6GB4G-LTE, 音声通話可能
    TIM: €30, 2GB3G42.4MbpsMax, 国内海外音声通話200分込み(2014年11月27日現在)
    Vodafone: €35, 3GB?, 音声通話€10? (SIM有効期限は1年、データ通信は3GB €25/monthでチャージ)
    Lycamobile: €5/€0:データ通信はどの端末でも成功せず、音声通話可能、€5は全額プリペイド。 テルミニ駅前の露天でSIMを配布。





    99.その他


    4G(LTE)のSIMでも機器側が3Gまでしかサポートしていない場合の最高通信速度は3Gとなる。


    TIM、Wind、Vodafoneのカバレージ・マップが公開されているが、基地局を中心にして何も障害物がなければカバーされるという理論上のカバー・エリアであり、ミラノやナポリの中心街でも周りを建物で囲まれていたりするとまったく電波が入らないことがある。 


    Vodafoneは、Milanoなど大都市で使う分には問題なかったという情報がある一方、アマルフィー海岸沿いではほとんど電波が入らないという情報が某レンタル・ルーター業者、および、経験者によりあげられている。 3ITも地方では継ながりづらいという情報がある。


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